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ジャーマンメタルバンドといえばHelloween。メロスピ(メロディックでスピードのあるメタル)の先駆者と言われている。気持ち良すぎるほどの疾走感、ヘヴィなサウンド、ハイトーンヴォイスが魅力的。そこに、様々なメロディアスな要素が加わって、もう…最強である。ヘビメタ独自の攻撃性に加え、高い芸術性もかねそろえている素晴らしいバンドである。

Discography

1985
Helloween mini
1986
Walls Of Jericho  
1987
Keeper Of The Seven Keys - Part 1  
1988
Keeper Of The Seven Keys - Part 2  
1989
Live In The UK live
1991
Pink Bubbles Go Ape  
1993
Chameleon  
1994
Master Of The Rings  
1996
High Live live
1996
The Time Of the Oath  
1998
Better Than Raw  
1999
Metal Jukebox rare tracks
2000
The Dark Ride  
2003
Rabbit Don't Come Easy  
2005
Keeper Of The Seven Keys - The Legacy  
The Time of the Oath
The Time of the Oath
1.We Burn
2.Steel Tormentor
3.Wake Up the Mountain
4.Power
5.Forever and One (Neverland)
6.Before the War

7.Million to One
8.Anything My Mama Don't Like
9.Kings Will Be Kings
10.Mission Motherland
11.If I Knew
12.Time of the Oath
96年発表
アンディ・デリス加入後(後期)のHelloweenの作品の中では特に人気の高い作品。スピード、パワー、メロディの三拍子そろった、と言う帯の説明通りの内容。

この疾走感は良い。@からどんどんやってくれてる。Aはその極みとも言える曲。そして後期の名曲CとミドルナンバーのDを挟み、後半もどんどん加速していく。9分近くあるIは言葉に表しにくいけど、感動する。絶対に聴いてほしい。なによりメロディもいいのでかなり聴きやすい!Helloween入門にいいかも。
The Dark Ride
The Dark Ride
1.Beyond the Portal(intro)
2.All Over the Nations
3.Mr. Torture
4.Escalation 666
5.Mirror, Mirror...
6.If I Could Fly
7.Salvation
8.Departed (Sun Is Going Down)
9.I Live for Your Pain
10.We Damn the Night
11.Immortal (Stars)
12.The Dark Ride
13.Madness of the Crowds *
00年発表
Helloweenファンの間では不評なこの作品。その理由のひとつには、彼らのイメージでもあった疾走感が感じられないという点がある。曲もアルバムタイトルの如くダークなものが多い。

ただそんな中、AとBは彼らの楽曲の中では屈指の名曲ではないだろうか。この二曲は、今までの疾走感を持ち合わせており、ファンを安心させた楽曲。しかしその後がドロドロ。ヘヴィなリフが印象的などっしりとした楽曲が続く。

ただヘヴィロックを聴いている人間には、こういうメタルに好感がもてるのでは?
そんな私もHelloween入門はこの作品である。