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70年代後半のロック史に大きな爪跡を残したSex Pistolsという名の社会現象。それはロンドンを中心に拡大していき、いつしかパンクロックムーブメントを世界に巻き起こすこととなった。ムーブメントの仕掛け人とも言えるマルコム・マクラーレンは、アメリカに既に存在していたパンクに影響を受け、イギリスでムーブメントを起こそうとSex Pistolsを結成させたという。

彼らの目標(使命?)はプログレッシヴロックを中心とした、マンネリで型にはまったロックンロールをぶち壊すこと。そして彼らは、テクニックに頼らず初期衝動のみで突っ走る演奏、シンプルな楽曲でロック界に新たな風を吹き込む。…というか、ある意味これはロックロールの原点。

77年には、彼らの唯一のオリジナルアルバムであり、ロック史最大の問題作『Never Mind the Bollocks』をリリース。後に問題児のシド・ヴィシャスが加入し人気に拍車がかかるが、78年に解散。デビューしてわずか2年での解散だった。

Discography

1977
Never Mind the Bollocks 1st
1985
The Original Pistols Live live
1996
Filthy Lucre Live live
Never Mind the Bollocks -勝手にしやがれ-
Never Mind the Bollocks
1.Holidays in the Sun
2.Bodies
3.No Feelings
4.Liar
5.Problems
6.God Save the Queen
7.Seventeen
8.Anarchy in the U.K.
9.Submission
10.Pretty Vacant
11.New York
12.E.M.I.
77年発表
Sex Pistolsの最初で最後のオリジナルアルバム。発売前から注目されていた作品で、何十年たった今も語り継がれている、ロック史に残した大きな爪跡のような作品。そもそもこの作品を語る際は、社会的なものが付き纏う。社会への反発精神、不満。そんな衝動をそのまま吐き出していたのが当時のパンクであり、ピストルズのサウンドである。

特に聴いてもらいたいのが名曲EG。Eでの女王様万歳!という皮肉、Gでの反キリスト・アナーキスト宣言など、ストレートで強烈な歌詞は当時の彼らの勢いを象徴するものといえる。そしてこちらに青臭い胸騒ぎを起こしてくれる。 唯一、シド・ヴィシャスが作曲したAにも注目。プログレなど高度な技術を用いたバンドが横行していたロック界での彼らの出現は、多くのキッズに夢を与えたはず。ロックは演奏技術だけではないことを知らしめた、ロックの歴史を語る上でも極めて重要な一枚。