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グランジ終焉の94年にイギリスから現れたRadiohead

デビュー時にシングル「Creep」がヒット。そのため、当時のレディオヘッドにはRadioheadCreepというイメージが定着してしまう。しかし、そのイメージ払拭するかのように、2nd『the bends』からバンドのクオリティの高さを見せつける。そして彼らの最大のヒットとなっている『OK Computer』でUK ROCKのみならず、ロック界の頂点に立った。

それから『Kid A』『Amnesiac』とエレクトロニック、テクノサウンドを大々的に取り入れた、新たなRadioheadサウンドを提示。世間ではいわゆる”実験的な作品”として広まる。この二作も好評。そして原点回帰の『Hail To The Thief』を03年に発表。

Discography

1993
Pablo Honey 1st
1994
the bends 2nd
1997
OK Computer 3rd
2000
Kid A 4th
2001
Amnesiac 5th
2003
Hail To The Thief 6th
2004
Com Lag 2+2=5 rare tracks
2007
In Rainbows 7th
The Bends
The Bends
1.planet telex
2.the bends
3.high and dry
4.fake plastic trees
5.bonds
6.(nice dream)
7.just
8.my iron lung
9.bullet proof .. i wish i was
10.black star
11.sulk
12.street spirit
94年発表
Radioheadの2ndアルバム。前作で大ヒットとなった「Creep」で一気に知名度が上がったRadioheadだが、一発屋というイメージが纏わりつくことになってしまい、本人達も嫌気が指したのだろう。本作で自分達のオリジナリティ、才能を世界に見せ付けることに成功し、一気に彼らへの評価は高まった。

アルバムのどこをとっても隙が見当たらない。本作で聴き納め(?)となるトリプルギターによるオーケストラのような響きは圧巻。そしてトムヨークの頭を投影したかのような楽曲達は、シンセの音が印象的な@から始まり、Kに代表される苦悩など、様々な表情を持っており、一曲一曲とてもよく練られている印象を受ける。現に飽きるどころか、今も聴くたびに曲の深みを感じているような気がする。シンセの音も随所に現れてきており、大ヒットアルバム「OK Computer」への予兆も感じさせる。

聴くべきはCFKなどの名曲。特にCは同じフレーズの繰り返しというシンプルな構造にもかかわらず、涙が出るほど感動すること間違いなし、おススメ。Fは今尚人気の高い初期の名曲と言ったところか。無理やり明るく振舞っているような曲調が不気味にも聴こえる辺り、彼等の音楽性が出ていると言える。もう一曲挙げるとすればタイトル曲のA。前述のギターによるオーケストラのような音の広がりを良く感じることが出来る楽曲で個人的に思い入れの強い楽曲。

前作からさらに大きく前進したRadioheadが見せた最高のギターロックアルバムであるとともに、彼等の才能が花開いた作品と言える。そして彼らの才能は、次の作品でも大きく評価されることになる。
OK Computer
OK Computer
1.Air Bag
2.Paranoid Android
3.Subterranean Homesick Alien
4.Exi Music (For a Film)
5.Let Down
6.Karma Police
7.Fitter,happier
8.Electioneering
9.Climbing Up the Walls
10.No Surprised
11.Lucky
12.The Tourrist
97年発表
ロック史に輝く名アルバム。非常に完成度が高いアルバム。エレクトロニックなサウンドを本格的に取り入れており、どの曲も感動的なメロディーに包まれている。

プログレ的展開をみせるAがとにかく名曲。唯一、ハードなナンバーGですが、曲のキャッチーさにもRADIOHEADの偉大さ、みたいなものを感じます。後半で最大の盛り上がりをみせるEのような曲も良い。
KID A
KID A
1.Everything In Its Right Place
2.Kid A
3.The National Anthem
4.How to Disapper Completely
5.Treefingers
6.Optimistic
7.In Limbo
8.Idioteque
9.Morning Bell
10.Motion Picture Soundtrack
00年発表
ロックの常識を塗り替えるRADIOHEAD最大の問題作。完全に初期の面影はなくなった。人の思考回路を停止させるかのような静かなテクノ音がひたすらなるばかり。とってもクールなアルバム。このアルバムはなんだか命を吹き込まれていない生き物(?)のようだ。

Aはまるで誰もいない夜の雪道を一人出歩いてるような感覚にさせられる。このアルバムでは数少ないギターの音が特徴的なE。全曲おススメですがGは特に聴いてほしい。このアルバムは人によってとらえ方は様々であるからいろんな人の感想を聞くのもいいだろう。
Amnesiac
Amnesiac
1.Packt Like Sardines In A Crushed Tin Box
2.Pyramid Song
3.Pulk/Pull Revolving Doors
4.You And Whose Army?
5.I Might be Wrong
6.Knives Out
7.Morning Bell/Amnesiac
8.Dollars And Cents
9.Hunting Bears
10.Like Spining Plates
11.Life in A Glasshouse
01年発表
Radioheadの5thアルバム。前作「Kid A」でのサウンドの大きな変化は、既存のファンはもちろん、ロック全体にも大きな衝撃をもたらした訳だが、その片割れと言われているのが本作である。前作と同じ期間や過程で作られた作品と言うこともあり、共通点は多い。メンバーは作品について「KID Aは炎を遠くから見つめているような作品で、Amnesiacは炎の中にいるような作品」と語る。確かに本作は前作と共通する部分は多々あるものの、そんな感じがする。おそらく冷たいシンセの音が減ったことによって、アコースティックなサウンドが増えたからだろうか。例えるならば暗い森の中に佇む木造のペンションを見つめているかのよう。それも鬱と向き合って一人苦悩しながら。

本作の代表曲といえばAやEだろうか。特にAはアルバムのイメージを表している楽曲で、広がりのあるピアノが壮大な世界観を形成。虚無感と緊張感が漂っているアルバムなのだが、そこで一際目立つのがEで、憶えやすいメロディとノリが終始続く楽曲である。あと、Iは何回聴いてもゼルダの伝説っぽい(笑)

本作はレディオヘッドの作品の中でも一番最後に手に取る人が多いと思う。しかし本作は決して駄作ではない。それどころか曲の纏まりが一番あることから、レディオヘッドの傑作の一つに挙げてもいいと思っているほどの作品である。