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イギリスのマンチェスター出身の、ブリッドポップを代表するバンド。90年代を代表するロックバンドでもある彼らは、英国的でポップな楽曲を数多く輩出。1st『Definitely Maybe』、2nd『Morning Glory』でそのメロディセンスを存分に生かし、ブリッドポップバンドの頂点に。そしてなにより、このバンドはゴシップネタがこと欠かさない。バンドの中心人物、ギャラガー兄弟による、数々の批判や問題発言・行動…。この兄弟(リアム、ノエル)の喧嘩も日常茶飯事である。

そして有名な事件が95年に起こった、Blurとのいわいるブリッドポップ戦争。

二つのバンドは音楽性、公に登場してきた時期が近いということで、メディアは比べて報道することがたびたびあったのだが、そんな彼らが95年に8月14日にシングルを出すということでOASISvsBlurのブリッドポップ戦争勃発。結局Blurが一位を獲得。OASISは2位だっのだが、OASISサイドの集計がちゃんとできてなかったということで結局決着つかず。次はアルバム対決。Blurの『The Great Escape』は良作だったが、OASISの『Morning Glory』のが上回っており、結果的にはoasisの勝利に終わった。

OASIS vs Blurの戦争を面白おかしく書いたのはメディア側であって、彼らは無理やり戦争をやらされた感じになっている(喧嘩を吹っ掛けたのはリアムだが)。今考えるとくだらないが、笑える戦争である。

Discography

1994
Definitely Maybe 1st
1995
Morning Glory 2nd
1997
Be Here Now 3rd
1998
Masterplan raretracks
2000
Standing On The Shoulder Of Giants 4th
2001
Familiar To Millions live
2002
Heathen Chemistry 5th
2005
Don't Believe The Truth 6th
Definitely Maybe
Definitely Maybe
1.Rock 'n' Roll Star
2.Shakermaker
3.Live Forever
4.Cloudburst *
5.Up in the Sky
6.Sad song *
7.Columbia
8.Supersonic
9.Bring it on Down
10.Cigarettes & Alcohol
11.Digsy's Dinner
12.Slide Away
13.Married With Children
94年発表
衝撃的なOASISのデビューアルバム。勢いという点では後に出てきたアルバムと比べても一番だろう。

OASISの選手宣誓的な@は、どこをとっても利き所満載の素晴らしい曲である。Aはダラーっとしたリアムの声が特徴的。そして名曲のB。@〜Bのつながりは完璧。Fはこのアルバムで一番好きな曲。サビの儚さやギターリフの壮大さ、後半のギターの掛け合いなどどれをとっても素晴らしい。Gは轟音ギターの影でで甲高いメロディーがアピールしている、このアルバムを象徴する楽曲といえる。

デビュー前から話題だったため、売上げやこのアルバム人気はかなりのものだったそうだが、捨て曲がなくどこを切り取っても口ずさめる楽曲がそろったポップな作品ということで現在も多くのリスナーに愛され続けている。
Morning Glory
Morning Glory
1.Hello
2.Roll With It
3.Wonderwall
4.Don't Look Back in Anger
5.Hey Now!
6.(Untitled)
7.Some Might Say
8.Cast No Shadow
9.She's Electric
10.Morning Glory
11.(Untitled)
12.Champagne Supernova
95年発表
前作の大ヒットで一躍トップアーティストの仲間入りを果たした彼ら。しかしそれを超える作品を完成させてしまった。それがこの二作目のアルバムであり、オアシスの代表作である。

ポップさとメロディセンスに磨きをかけ、口ずさまずにはいれらない楽曲のオンパレードで、オアシスの真骨頂が詰まっている神がかり的アルバム。オープニングのアコギが印象的な静かな名曲B。ライブでの大合唱が定番、これまた名曲のC(でもあんまり好きじゃない…)。個人的に特に好きなのはADF。世界的大ヒットを果たし、名盤として語り継がれるアルバムである。音楽ファンならば避けては通れない作品。