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メディアから「UKの大型新人」として華々しくデビューを飾ったMy Vitriolだが、1stアルバム『Finelines』を発表した後大きな動きがない。そのデビューアルバムが大きな評価を得たにも関わらず、である。あちこちで復活の噂が飛び交っているが真意は定かではなく、長い間ファンをやきもちさせている。デビューして早くも伝説と化そうとしているバンド。

Discography

2001
Finelines 1st
Finelines
1.Alpha Waves
2.Always: Your Way
3.The Gentle Art of Chocking
4.Kohlstream
5.Cemented Shoes
6.Grounded
7.C.O.R.
8.Infantile
9.Ode To The Red Queen
10.Tounge Tied
11.Windows and Walls
12.Taprobane
13.Losing Touch
14.Pieces
15.Falling Off The Floor
16.Under The Wheels
01年発表
My Vitriolのデビューアルバム。「UKの大型新人」なんて取って付けたようなキャッチフレーズで早くも注目された彼ら。後にアルバムに収録される多数のシングルを発表してから出された本作は、新人らしからぬとてもクオリティの高い作品である。洪水のようなノイズを奏でるギターと、怪しく鳴り響く流麗なギターはこと細かく計算されて組み合っており、辺りが真っ黒い雲に覆われるような錯覚に陥る。それは、ニルヴァーナやマイブラからの影響を大きく感じさせる。

インストの@でのゴゴゴと轟く荒々しいノイズは、暗雲に空が包まれ嵐が起こっているようだ。そこから雷を落とすようなトラックの数々、パワーのあるサウンドと、疾走感のある楽曲がとてもカッコいい。そこに組み合わさる綺麗で滑らかなギターとヴォーカルによってシューゲイザーにもカテゴライズされているが、ドリーミーな雰囲気はあまり見受けられない。澄んだヴォーカルなのだが、力強い歌いまわしと時に聴けるスクリーモばりのヴォイスを聴く限りでは、今までのシューゲイザーバンドの特徴でもあった冷めたような歌い方とは程遠い。

しかしながら、UKならではのメロディアスで受け入れやすい部分があちこちに散りばめられているにも関わらず、近年のUKロックとは大きく一線を画している。シューゲイザーファンやUKロックファンなどから注目を浴びているMy Vitriolの動向に今後もまだまだ注目が集まりそうである。