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2002年、デビューアルバムを発表する前にフジロック出演で来日し、熱の入ったライブパフォーマンスで注目を集めたTne Music。イギリスでも「すごいバンドが現れた」と前評判は抜群だった。そこで発表された1st「The Music」は荒削りさが目立つ内容だったが、高評価を得た。――しかし、彼らはなんといってもまだ20歳前後。若くして卓越した演奏と楽曲からは、以降の作品での更なる飛躍が期待できる。

…それにしても身も蓋もないバンド名がすごいね。

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2002
The Music 1st
2004
Welcome to the North 2nd
2008
Strength in Numbers 3rd
The Music
The Music
1.The Dance
2.Take the Long Road and Walk It
3.Human
4.The Truth Is No Words
5.Float
6.Turn Out the Light
7.
The People
8.Getaway
9.Disco
10.Too High
02年発表
The Musicのデビューアルバム。本作を発表する前にフジロックで来日しており、そこで新人バンドとしては異例の入場規制がかかるほど白熱したライブを披露。イギリスでもデビュー前から話題となっており、そんな中で満を持してリリースされたのがこの作品。

多くの方が仰っているように、グルーヴ感抜群のサウンドにメタリックなギター、ダンスミュージックを思い起こさせるノリの良さなどが特徴として挙げられている。特にダンスミュージックとロックの組み合わせについてはストーンローゼズからの影響を感じずにはいられない。しかし若々しさを反映させた変芸自在なメタリックギターとハイトーンヴォーカルが使われていることで、オリジナリティを出すことが出来ている。

ライブを意識したノリの良い楽曲が基本だが、メロウなギターやスロウナンバーなどもあり音楽性の幅広さも感じられる。ただ、不器用さも否めないといったところ。まだ若いしこれから大きく化ける可能性も全然ありえるということで、The Musicの才能と可能性をひしひしと感じる事が出来る作品と言えよう。最後に…とりあえずCGは素晴らしい楽曲だった。